やりたい仕事がない!原因や見つける方法・便利なサービスを紹介

執筆者:高野秀敏
株式会社キープレイヤーズ/代表取締役
東北大→インテリジェンス出身。11,000人以上のキャリア面談、4,000人以上の経営者と採用相談にのる。55社以上の投資、7社上場経験あり、2社役員で上場、クラウドワークス、メドレー。165社上場支援実績あり。バングラデシュで不動産会社、商業銀行の設立からの株主、渋谷のバーのオーナーなど。

「やりたい仕事がない!」

「自分に合う仕事の探し方がわからない…」

こんな悩みを抱えていませんか?

やりたい仕事を見つけるためには、自分が仕事に求める価値観を分析したり、仕事の種類について知っていくことが大切です。

しかし、自己分析の方法を知らなかったり、仕事の種類の調べ方がわからなかったりして、悩んでしまっている人も多いでしょう。

この記事では、やりたい仕事が見つからない原因を紹介し、それぞれの原因に合わせた解決方法を紹介しています。

やりたい仕事を見つけるのに便利なツールやサービスも参考にして、自分なりのキャリアを歩んでいきましょう。

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目次

やりたい仕事を探す前提

まずは、やりたい仕事が見つからない原因や見つけ方の前に、仕事に対する持つべきマインドを紹介します。

仕事に対してどんなイメージを持つかで、キャリアプランも変わってくるでしょう。

自分なりのキャリアを探すうえで大切な考え方を紹介するので、参考にしてください。

やりたい仕事に就かなければ不幸は嘘

まず前提として、やりたい仕事に就かなければ不幸というわけではありません。

現在、世の中で働いている人たちは多くいますが、その全ての人たちがやりたい仕事に就いているというわけではないでしょう。

実際に株式会社ビズヒッツが働く男女500名を対象に行ったアンケート調査によると、「今の仕事がやりたかった仕事」と回答した人は全体の53%でした。

一方「自分がやりたい仕事ではない」と回答した人も47%おり、約半数のビジネスパーソンがやりたい仕事を行えているわけではないことがわかります。

また、転職エージェントのdodaを運営するパーソルキャリアが2020年に4,634名のビジネスパーソンを対象に行った「はたらく人の幸せに関する調査」では、全体の44%の人が働くことに幸せを感じているという結果が出ています。

逆に働くことで不幸せを感じている人は全体の20.2%であったことから、多くの人が働くことで幸せを感じてると言えるでしょう。

以上のように、やりたい仕事に就けなかった人も多くいる中で、働くことに幸福感を覚える人が半数以上もいるため、やりたい仕事に就けないと不幸とは言いきれないことがわかります。

仕事はやりがいが大事

やりたい仕事ではなくても幸せになれると解説しましたが、多くのビジネスパーソンは仕事のどのような点に幸せを感じているのでしょうか。

パーソルキャリアが運営する転職メディア「d's JOURNAL」の調査結果によると、20代・30代の多くの人が仕事にやりがいを求めていることがわかります。

また、人材会社のエンジャパンが行った仕事のやりがいを感じる瞬間の調査結果は、以下の通りです。

多くの人がやりがいを感じる瞬間として、「お礼や感謝の言葉をもらうこと」をあげています。

つまり、たとえやりたい仕事に就けなかったとしても、仕事のやりがいを見つけることは可能です。

仕事をするうえで一番大切なのは、「やりたい仕事をする」ではなく「している仕事の中からやりがいを見ける」ことと言えるでしょう。

やりたい仕事ばかりに囚われない

仕事を探すうえでは、やりたい仕事ばかりに囚われないことも大切です。

理由は、先程も紹介した通り、仕事において一番大切なことはやりがいを感じられるかだからです。

世の中にはあなたがやりがいを感じられる可能性のある仕事が多くあります。

しかし、やりたい仕事ではないからと選択肢を狭めてしまうのは、自分の可能性をつぶしてしまうことになりかねません。

仕事を探す際は、「やりたい」「やりたくない」の二者択一で決めるのではなく、やりがいを感じられそうか分析してみることがおすすめです。

詳しいやりがいを感じられる仕事の探し方は、「やりたい仕事を見つける方法」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

やりたい仕事がない原因

やりたい仕事を探すための前提について解説しました。

ここからは、実際にやりたい仕事がない原因を紹介します。

今の自分と照らし合わせて、やりたい仕事がない原因を探してみましょう。

自己分析が十分にできていない

やりたい仕事がない原因として、自己分析ができていないことがあげられます。

自分が仕事に何を求め、将来的にどのようになりたいのかがわかっていないとやりたい仕事も見えてこないでしょう。

自己分析は自分の得意分野や苦手分野、好きなことや嫌いなこと、大事にしたい価値観などを整理してみることが大切です。

詳しい方法については、「やりたい仕事を見つける方法」を参考にしてください。

立派な将来像がなければいけないと思っている

仕事を探す際に、「立派なキャリアプランがないといけない」と思い込んでいる場合も、やりたい仕事がないと思ってしまうでしょう。

また、転職活動をするにあたって、面接で志望理由を聞かれたときに、立派な理由を答えなければならないと思いこんでいる人も多いもの。「面接官を納得させられる理由」を探すあまり、自分が本当にやりたいことから遠ざかってしまってはいませんか?

特に20代などの若い時期は、10年先や20年先といった将来をリアリティを持って想像することは難しいです。

キャリアプランに縛られてしまっている人は、キャリアプランが見えないと「興味がある仕事だけど将来が見えない」と二の足を踏んでしまう場合もあるでしょう。

やりたい仕事と出会うためには「将来のキャリアプラン」という風に肩ひじを張って考えず、まずは自分の興味関心などから仕事にチャレンジしてみるのもおすすめです。

実際に仕事を行っていく中で、理想の将来像が見てくる場合も多くあります。

そもそも仕事の種類を知らない

そもそも世の中にどんな仕事があるかがわからないと、やりたい仕事がないと思ってしまうでしょう。

あなたは世の中に、どれくらいの職業があるか知っていますか?

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が発表している「厚生労働省編職業分類」では、約17,000種類以上の職業が掲載されています。

実は世の中には、非常に多くの職業が存在しているのです。

「やりたい仕事がない」と悩んでいる人は、まず世の中にどんな仕事があるか調べてみましょう。

世間体を気にし過ぎている

世間体を気にし過ぎて、自分がやりたい仕事がないと思ってしまうケースもあります。

両親や友人からどう思われるか不安で、自分らしいキャリアを探せていない人も多いでしょう。

まず、大前提としてあなたの人生は、あなただけのものです。

周囲の意見を聞くことも大切ですが、周りを気にしすぎて本当は踏み出したい一歩を踏み出せないのはもったいないです。

周りの意見に従いキャリアを選んでしまうと、「こんなはずではなかった…」と後悔してしまう場合もあります。

キャリアを考える際は、自分の価値観や気持ちを大切にしてみましょう。

条件ばかりを気にしている

「年収はいくら以上」「福利厚生も大切」「絶対に残業したくない」など、働く条件ばかりを気にしている場合もやりたい仕事がないと思ってしまいます。

高年収で福利厚生も充実しており、残業が絶対に発生しない仕事など、この世には存在しません。

条件ばかりを気にしてしまうと、自分の可能性を狭めてしまうでしょう。

完璧な仕事は存在しないと割り切って、どうしても譲れない条件を1つ~2つ程度にして仕事を探してみるのがおすすめです。

自分に合う労働形態が分かっていない

自分に合う労働形態がわかっておらず、やりたい仕事がないと思う人もいます。

たとえば、「会社員で9時~18時までの労働条件」の仕事しかないと思い込んでいる場合は、選べる仕事も少なくなるでしょう。

世の中には、たとえ会社員でもフレックス制を導入していたり、リモートワークを取り入れていたりと自由な働き方ができる職場も多くあります。

また、フリーランスや起業といった選択肢もあるため、「自分が働きたい」と思える環境に合わせて労働形態自体を変えることも可能です。

「どうしても満員電車に乗りたくない」「はたらく時間は自分で決めたい」という場合は、労働条件が柔軟な就職先を探したり、会社員以外の労働形態を選んだりしてみましょう。

単純に今の仕事が嫌なだけ

単純に今の仕事が嫌で、やりたい仕事がないと思い込んでいる場合もあります。

現職が嫌でストレスがかかっていると「ここの仕事ができない自分にできる仕事なんてないんだ」と自信をなくしてしまうケースもあるでしょう。

今の仕事が嫌で「やりたい仕事がない」と思っている人は、単純に今の仕事が合っていないだけの可能性が高いです。

自己分析などを通して、新しい道を模索してみましょう。

なお、上司・同僚との関係性や待遇面の不満などから、実際には職場が合わないだけにも関わらず、「仕事が嫌」と思いこんでいるケースもあります。環境のせいで仕事が嫌になってしまっている場合は、環境さえ変わればモチベーションが復活する場合も多いでしょう。

本心では仕事が嫌いではないなら、同業他社への転職を検討するのも一案です。

転職への本気度が低い

「転職には興味があるけど、いくら考えてもやりたい仕事がわからない」という人は、転職への本気度がまだ低いのかもしれません。

「周りが転職で成功しているから」「転職すると年収が上がると聞いたから」といった理由で漠然と転職を考えてはいるものの、実際に行動に移しているわけではない…という人は多いもの。

そもそも本気で転職したいと思っているわけではないため、やりたい仕事を探そうにも、いまいちピンとこない状態なのではないでしょうか?

上記のとおり、仕事を探すうえでは、やりたいことに囚われすぎないことも大切です。やりたい仕事が見つからない場合は、まずは「本当に転職したいのか?」と自分自身に問いかけてみましょう。

やりたい仕事がない人の特徴と対策

やりたい仕事が見つからない人には、いくつかの特徴があります。

失敗を過度に恐れている

失敗することを恐れるあまり、「これまでのキャリアを無駄にしたくない」「失敗したらリカバリーできない」という気持ちから、過度に慎重になってしまってはいませんか?

はじめて転職活動をする20代や、家族がいる30代などは、失敗を恐れすぎて足踏みしてしまう人が多いものです。

転職活動で成功するためには入念な準備も大切ですが、あまりに失敗を恐れすぎると、そもそもスタートラインにすら立てなくなってしまいます。

この状態では、いきなり転職活動をはじめようとしても恐怖が先に立ってしまうもの。まずは、「転職サイトを覗いてみる」「自己分析シートを作成してみる」など、小さく行動を起こすところからはじめてみましょう。

なんでもそつなくこなせる

なんでもそつなくこなせるタイプは、組織で重宝されますが、器用貧乏に陥りがち。

目立った弱みがないからこそ、自分の強みを把握しにくく、どんな仕事が合うのかわからなくなってしまうものです。

まずは、以下の方法を参考に、自分の強みを1つだけピックアップしてみましょう。

過去の成功体験を振り返る
弱みを強みに転換して考えてみる
周りの人に聞いてみる
夢中になって取り組んだことを思い出す
周りから褒められたことを思い返す

自分に自信がない

自分で自分を認められないと、「この仕事がやりたい」と思っても、その判断に自信を持てなくなってしまいます。

また、自信のなさから「自分では力不足だろう」と、やりたい仕事へのチャレンジを諦めてしまうケースもあるでしょう。

転職活動をはじめる前に、まずは自分を好きになれるような行動を心がけてみましょう。スキルアップのために勉強したり、今の仕事に打ち込んだり…もちろん、仕事と関係のないことでもかまいません。

自分に対するネガティブなフィルターが取り除かれることで、自分が本当にやりたい仕事や、向いている仕事が見えてくるはずです。

やりたい仕事を見つける方法

やりたい仕事がないと思う原因について解説しました。

ここからは、実際にやりたい仕事を見つける方法について解説します。

3つの軸から自己分析してみる

やりたい仕事を見つけるためには、まず何よりも自己分析が大切です。

しかし、いきなり自己分析と言われても具体的な方法がわからないでしょう。

自己分析を行うコツは、以下の3つの軸について考えを深めることがおすすめです。

自己分析を行う際の3つの軸
  • 得意なこと
  • 好きなこと
  • 大事なこと

やりたい仕事を見つけるためには、これら3つの軸について分析し、合う仕事を探してみましょう。

得意なことの分析方法

まず、得意なことの分析方法について解説します。

得意なこととは、特に努力せずとも人よりもうまくできることです。

経験の中で、特に努力していないのに親や先生、周りから褒められた経験がないか探してみましょう。

得意なことを探す際に「自分に得意なことなんてない」と思われる人もいますが、結論、得意なことがない人はいません。

どんな些細な経験でもいいので、下記を参考に得意なことを探してみましょう。

得意なことの探し方
  • 小学生のころ夏休みの宿題の読書感想文で表彰された→文章を書くのが得意
  • 人に説明するといつもわかりやすいと言われる→説明する・プレゼンすることが得意
  • 小さい頃はいつもオリジナルの遊びを思いついていた→企画するのが得意

上記のように、小さい頃の記憶でも良いので今までの経験を振り返ってみるのがおすすめです。

好きなことの分析方法

次に好きなことの分析法です。

好きなこととは、以下のようなものを指します。

好きなことの探し方
  • スマホでつい調べてしまうこと
  • 気が付けばそのことについて考えてしまっていること
  • 時間を忘れて没頭できること

上記のようなものに関しては、あなたの好きなものと言えるでしょう。

もし、好きなものがわからない場合は、スマホの検索履歴などを見て普段自分が何について調べているのか確認してみることもおすすめです。

大事なことの分析方法

次に大事なことの分析法です。

大事なこととは、仕事を行ううえで大切にしたい価値観を指します。

具体的には、以下のような価値観があげられます。

仕事をするうえでの価値観
  • 残業は極力せずワークライフバランスを取りたい
  • 実力主義で評価されたい、頑張れば頑張っただけ評価されたい
  • 自分のペースで黙々と作業したい

上記のような、仕事の中で自分が「これだけは譲れない」と思う条件をあげてみましょう。

また、もし自分が大切にしたい価値観がわからない場合は、「絶対に嫌だ」と思う条件をあげてみるのもおすすめです。

嫌だと思うことがわかれば、逆説的に大切にしたい価値観も見えてきます。

このように3つの軸が明確になったあとは、その軸を叶えられる仕事を以下のように探してみましょう。

【3つの軸から仕事を探す方法の例】

得意なこと ・小学校のころからオリジナル小説を書いていた
・小論文などは得意でいつも点数が高かった
・文章だけでなく言葉で人に物事を伝えるのも得意
→文章を書く、人に物事を伝えるのが得意
好きなこと ・化学の論文を読む
・運動する
→化学とスポーツが好き
大事にしたいこと ・仕事時間は自由に設定したい
→会社員よりもフリーランス
3つの軸が触れ合う仕事 ・化学的知見からスポーツを解説するライター
・化学的に運動能力を伸ばす方法を伝えられるフリーのインストラクター

なりたい将来像を考えてみる

次になりたい将来像から逆算してみるのもおすすめです。

たとえば、以下のように考えてみましょう。

【なりたい将来像の例】

最終的に1,000万円以上稼ぎたい ・不動産の営業
・IT企業でプロジェクトマネージャー
・コンサルタントとしてキャリアアップ
年収はそこそこに家族と有意義な時間を過ごしたい ・ライフワークバランスの取れた会社を探す
・家庭のある社員を大切にする福利厚生が用意されている会社を探す
独立や起業を目指したい ・スタートアップを学べるベンチャー企業
・独立などもしやすい士業を目指す

上記のように、自分の理想とする将来像を設定することで、やりたい仕事を探すきっかけをつかむことが可能です。

自分が最終的にどんな暮らしを送りたいのか、考えてみましょう。

就活・企業紹介などのイベントに参加してみる

やりたい仕事を探すためには、就活・企業紹介イベントに参加してみることもおすすめです。

「やりたい仕事がない」という人の中には、単純に仕事の種類を知らないという人もいます。

就活イベントなどに参加して色々な企業を知っていくことで、自分が今まで知らなかった新しい仕事や価値観に出会えるでしょう。

イベントで仕事について知っていく中で、「この仕事にチャレンジしてみたい」「こんな職場で働いてみたい」といった前向きな気持ちも生まれてきます。

人から客観的にアドバイスしてもらう

人から客観的にアドバイスを貰うこともおすすめです。

近くにいる家族や友人に、自分に合う仕事ってどんなものか聞いてみましょう。

時に自分よりも周りの方が、自分のことを理解してくれている場合もあります。

信頼できる人に自分の良いところや悪いところ、向いている仕事などを聞いてみれば、思わぬ自分の素質に気づける可能性もあります。

身につけたいスキルから考える

働きたい会社から探すのではなく、身につけたいスキルから仕事を探してみるのもおすすめです。

終身雇用が崩壊している現代において、就職できれば必ずその会社で働き続けられるとは限りません。

しかし、スキルがあれば、たとえ会社で働き続けられなくなっても、自分で仕事を獲得することも目指せます。

将来的にプログラミングができるようになりたいと思った場合は、スキルが身につけられるIT企業に就職するなど、スキルに合わせて就職先を選んでみましょう。

やりたい仕事がないときに試したいツールやサービス

やりたい仕事がない時に見つける方法について紹介しました。

しかし、上記の方法を試してみても「やりたい仕事がなかなかわらない」という人もいるでしょう。

ここでは、やりたい仕事がない時に試したいツールやサービスを紹介します。

自己分析ツール

やりたい仕事がないと悩んでいる際は、自己分析ツールを利用してみるのもおすすめです。

自己分析ツールを利用すれば、簡単な質問に答えていくだけで、あなたにぴったりな職種や性格傾向などを判断してくれます。

世の中には有料の自己分析ツールが多く出回っていますが、リクナビNEXTが提供している「グッドポイント診断」は無料の会員登録を行うだけで利用可能です。

所要時間は30分程かかりますが、長い時間がかかるとあって内容は本格的です。

自分にとって最適な職種や職場を紹介して貰えるので、「自分に合う仕事がない」と悩んでいる際は利用してみましょう。

転職エージェント

やりたい仕事がないと思ってしまっている際は、転職エージェントの利用もおすすめです。

転職エージェントはプロのキャリアカウンセラーとして、あなたのキャリアについて無料で相談に乗ってくれます。

今までの職務経歴やカウンセリングから見えてくる性格傾向などをもとに、おすすめの職種や企業を紹介してくれ、書類作成や面接対策など転職支援まで行ってくれます。

第3者のプロの目線から適職を探せるので、自分に合う仕事に出会える可能性も高いでしょう。

キャリアコーチング

有料のキャリアコーチングを利用するのもおすすめです。

キャリアコーチングは、転職エージェントと違い、有料であなたに合う職種を一緒に考えてくれたり、あなたが本当に仕事に求めていることを分析してくれたりするサービスです。

転職エージェントのように、求人紹介を行ってくれるわけではありませんが、有料ならではの企業に忖度のないキャリア相談が行えます。

転職エージェントの場合は、転職希望者は無料で利用することが可能です。

なぜ、転職希望者が無料で利用できるかというと、転職エージェントは人材を欲している企業から報酬をもらって運営されているからです。

つまり、実際にお金を払っているのは企業側なので、悪質な転職エージェントの場合は企業に有利になるように無理矢理転職に踏み切らせたり、やたらと求人を受けさせようとしたりといった対応をされるケースもあります。

しかし、キャリアコーチングの場合は、利用者からお金を貰っているうえ、転職エージェントのように求人紹介を行うことは法律で認められていないため、あなたのためだけのキャリア相談を実施してもらえるでしょう。

転職エージェントよりも、より深くキャリアについて一緒に深掘りしてくれることもあるので、「自分のキャリアについて深く考え直したい」という人は利用してみましょう。

やりたい仕事にがない人におすすめの転職エージェント

企業から報酬をもらっている転職エージェントですが、多くの転職エージェントは利用者と企業がWIN-WINになるよう尽力してくれます。

ここでは、やりたい仕事がない人にも親身になってくれるおすすめの転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

やりたい仕事がないという人には、リクルートエージェントの利用がおすすめです。

リクルートエージェントは、人材紹介会社大手のリクルートが運営している転職エージェントです。

最大の特徴として、豊富な求人数を保有している点があげられます。

2022年6月現在、リクルートエージェントでは、公開求人と非公開求人を合わせて26万件もの求人を扱っています。

非常に多くの求人を扱っているので、あなたにぴったりな仕事を見つけることもできるでしょう。

「豊富な求人の中から自分に合う仕事を探したい」という人は、リクルートエージェントの利用がおすすめです。

doda

やりたい仕事がない人は、dodaの利用もおすすめです。

dodaは1950年代に創業された歴史ある転職エージェントとして有名です。

長きに渡って日本の転職市場を牽引してきた実績のある転職エージェントなので、豊富な転職ノウハウを持ち合わせています。

当然、「やりたい仕事がわからない」といった求職者の悩みを解決してきた経験もあると予想できるので、あなたにとって最適なアドバイスを期待できるでしょう。

実際にキャリアアドバイザーの質の高さの評判がよく、「キャリアアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれた」という声もあげられています。

「豊富な実績のあるアドバイザーからアドバイスを貰いたい」という人は、dodaを利用してみましょう。

ハタラクティブ

やりたい仕事がない人には、ハタラクティブの利用もおすすめです。

ハタラクティブは、若年層の就職や転職に特化した就職・転職エージェントです。

フリーターやニート、既卒の人でも利用できるので「やりたい仕事がなくて定職につけない…」と悩んでいる人にもおすすめできます。

無料カウンセリングを通じて、あなたの性格や得意なことをしっかりと深掘りしてくれるので、自己分析の手助けにもなるでしょう。

「やりたい仕事がわからずにフリーターやニートを続けている」という人は、ハタラクティブを利用してみましょう。

やりたい仕事がない人におすすめのキャリアコーチング

やりたい仕事がない人におすすめの転職エージェントを紹介しました。

しかし、「求人紹介を受ける前に自分のキャリアについてじっくり考えたい」という人もいるでしょう。

企業に忖度のないアドバイスが欲しいという人は、キャリアコーチングを利用してみましょう。

ここでは、やりたい仕事がない人におすすめのキャリアコーチングサービスを紹介します。

キャリドラ

やりたい仕事を探すのにおすすめのキャリアコーチングとして、キャリドラがあげられます。

キャリドラはオリジナルカリキュラムを通じて、自分の今後の中長期的なキャリアを見つめ直すことができるキャリアコーチングサービスです。

特に年収を上げていくことについて強みを持っているので、「やりたい仕事はわからないけど、将来的には大きく稼ぎたい」と考えている人におすすめです。

キャリドラでは現状分析や過去分析を通して、今のあなたを詳しく深掘りしていきます。

その中で見えてきた特性に合わせた「稼げるルート」を、アドバイザーと共に模索していくため、自分にとって最適なキャリアプランを見つけていけるでしょう。

「将来的には多くのお金を稼ぎたい」という人は、キャリドラの利用がおすすめです。

マジキャリ

マジキャリは、あなたの「ありたい姿」を設計して実現を目指せるキャリアコーチングサービスです。

サービスの運営元が転職エージェントであるため、豊富な転職ノウハウをもとにあなたの長期的なキャリアプランを考えてくれます。

また、マジキャリは利用者との対話を大切にしたキャリアコーチングを行ってくれます。

対話を重ねる中であなたの強みややりがいを引き出してくれるので、本当にやりたいことを明確にしていけるでしょう。

キャリア相談だけでなく、今後の人生設計についても相談できるので、キャリアだけに留まらない人生そのものの計画をアドバイザーと一緒に作っていけます。

ポジウィルキャリア

「どう生きたいか?でキャリアをきめる」で有名なポジウィルキャリアの利用もおすすめです。

ポジウィルキャリアは、まずあなたの理想とする将来像をアドバイザーと共に設計して、そこから逆算していく形でキャリアプランを考えていきます。

ポジウィルキャリアの最大の特徴は、キャリアアドバイザーやキャリアトレーナーの質が高い点です。

ポジウィルキャリアのキャリアアドバイザーは、採用通過率1%という狭き門を通過した凄腕ばかりです。

実績やスキルも十分なキャリアアドバイザーからアドバイスを受けられるので、安心して利用できるでしょう。

「どんな仕事に就きたいか」ではなく、「どう生きるのか」を主題にキャリアトレーニングを実施してくれるので、より本質的なキャリアを考えるきっかけを作ってくれます。

「本気で今の人生を変えたい」「自分について深く知りたい」という人は、ポジウィルキャリアを利用してみましょう。

やりたい仕事がないときに参考にしたいやりたい仕事ランキング

やりたい仕事がないときに利用したいサービスについて、詳しく紹介しました。

やりたい仕事がない時は、周りがやりたいと思っている仕事をもとにキャリアを考えて見ることもおすすめです。

人気の職種を知ることで、その仕事の魅力に気づくこともできるでしょう。

ここでは大人と子どもそれぞれのやりたい仕事ランキングを紹介します。

大人が就きたいと思う仕事ランキング

まず、大人が就きたいと思う仕事ランキングを紹介します。

下記は、転職エージェントととしても有名なマイナビが発表したなりたい職業ランキングです。

順位 男性 女性
1 プロスポーツ選手 公務員
2 公務員 医療関連の仕事(仕事・看護師など)
3 ITエンジニア 料理人(パティシエ・シェフなど)
4 ものづくりエンジニア 文章を書く仕事(作家・ライターなど)
5 芸能人 デザイナー(ファッション・インテリア)

上記のように、男性はプロスポーツ選手が多く、次いで安定職の公務員やモノづくりの代表であるエンジニアとなっています。

さすがに今からプロスポーツ選手を目指すのは難しいですが、公務員やITエンジニアは努力次第で可能でしょう。

また、女性に関しては公務員や医療、料理人などが人気です。

男性よりも現実的な職種が人気となっており、努力次第で実現も不可能ではないでしょう。

「やりたい仕事がない」場合は、周りの意見も参考にしてみましょう。

子どもが就きたいと思う仕事ランキング

次に子どもが就きたいと思う仕事ランキングを紹介します。

意外にも「やりたい仕事」は、子ども時代の夢の中に隠れていたりするものです。

下記で紹介する13歳のハローワークが発表している子どもがなりたいと思う仕事を参考にして、キャリアについて考えてみましょう。

順位 職業
1位 youtuber
2位 プロスポーツ選手
3位 警察官
4位 外交官
5位 イラストレーター

子どもがなりたい職業は、上記のような結果となっています。

やはり時代の流れの中で、注目を浴びているのがyoutuberです。

youtuberは職業として自立していくことは難しいですが、副業などではチャレンジしやすい職種と言えます。

また、プロスポーツ選手にはなれなくても、小さい頃に憧れていた人はスポーツ関連の職種や企業を目指すのもおすすめです。

子どもの純粋な意見も参考にして、キャリアについて考えてみてください。

やりたい仕事がないに関するよくある質問

最後にやりたい仕事がないことに関して、よくある質問を紹介します。

疑問点を解消して、自分のキャリアを見つめましょう。

したい仕事がないニートだけどどうすればいい?

したい仕事がないニートでも、やりたい仕事の見つけ方は基本的に変わりません。

本記事で紹介した自己分析の方法などを参考にして、やりたい仕事を考えてみましょう。

また、ハタラクティブはニートや既卒向けのキャリア相談も実施してくれるため、一人では不安な人は利用してみることをおすすめします。

たとえ、ニートでもキャリアのプロがあなたにとって最適なキャリアプランを考えてくれます。

「将来が不安」「どうせ自分には無理」と不安から諦めかけている人は、まず相談してみましょう。

キャリアがない30代は何から始めるべき?

キャリアがない30代の人は、専門的なスキルを身につけることがおすすめです。

就業経験のない30代が今から正社員を目指すのは、難易度が高いです。

しかし、専門的なスキルを持っている場合は、たとえ職歴がなくても就職できる可能性もあります。

自分が身につけたと思う専門スキルを習得し、就職を目指しましょう。

特におすすめのスキルは、ITスキルです。

IT業界は現在、人手不足に悩まされており、この流れは今後も続くと言われています。

専門スキルのある人材を欲しがる企業は多くあるため、ぜひチャレンジしてみましょう。

まとめ

今回はやりたい仕事がないことについて、解説しました。

やりたい仕事がないと思い込んでしまう原因には、自己分析不足や仕事の種類に対する知識不足など様々な理由があげられます。

今回紹介した方法を参考にして、ぜひ自分のキャリアを考えてみてください。

また、やりたい仕事に就いていなくても、今の仕事からやりがいを見出すことは可能です。

今の自分の仕事の良い点などももう一度考え、本当に幸せを感じられない仕事なのかを見極めましょう。

今回紹介した方法で、自分のやりたい仕事が見つからない場合は、転職エージェントやキャリアコーチングといったサービスの利用もおすすめです。

プロの目線もしっかりと参考にしながら、あなたにとって最適なキャリアを歩んでください。

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