こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職支援を27年続けているキープレイヤーズの高野です。
「手取り27万円って、額面だといくら?」「年収400万円は超えている?」「このまま結婚しても大丈夫?」——20代後半から30代前半の方とのキャリア相談で、よく出てくる金額です。手取り27万円は、一人暮らしなら毎月しっかり貯金ができ、二人暮らしも視野に入ってくる水準。一方で、子育てや住宅購入まで考えると「もう少し上げたい」と感じ始める金額でもあります。
先に結論をお伝えします。2026年の税制で計算すると、手取り27万円は額面で月約34万円、ボーナスなしなら年収約408万円です。給与所得者全体で見ると上から約52%、ちょうど真ん中あたりの位置で、平均(487万円)や中央値(推計約420万円)にはもう一歩という水準です。
この記事では、手取り27万円の額面・年収の内訳、ボーナスや家族構成による違い、一人暮らし・二人暮らしの生活レベル、家賃や住宅ローンの目安、そして手取り30万円を目指すルートまで、私が転職支援の現場で見てきた事例を交えて解説します。年収と手取りの全体像は年収・手取りガイドにまとめています。
結論:手取り27万円は「一人暮らしは余裕、二人暮らしも可能。子育てには共働きか年収アップ」の水準
| 項目 | 手取り27万円の目安(2026年) |
|---|---|
| 額面月収 | 約34万円 |
| 年収(ボーナスなし) | 約408万円(手取り年約324万円) |
| 年収(ボーナス年4か月) | 約544万円(手取り年約426万円) |
| 手取り率 | 約79% |
| 全体での位置 | 給与所得者の上から約52%(男性約67%・女性約3割) |
| 家賃の目安 | 6.7万〜9万円 |
| 毎月の貯金の目安 | 5万〜7万円(一人暮らし) |
| 住宅ローンの目安 | 約2,800万円(返済負担率25%・35年・金利1.5%) |
| ふるさと納税の上限 | 約4.4万円 |
※東京都・協会けんぽ・独身で扶養なし・40歳未満・2026年分の税制で試算。
手取り27万円の額面・年収はいくら?【2026年最新の内訳】
額面約34万円から引かれるもの
額面34万円(ボーナスなし)のケースで、毎月引かれる金額を並べます。
| 項目 | 月額 | 内容 |
|---|---|---|
| 額面月収 | 340,000円 | 基本給+手当(残業代含む) |
| 健康保険料(子ども・子育て支援金を含む) | 約17,100円 | 標準報酬34万円×約5.0% |
| 厚生年金保険料 | 31,110円 | 標準報酬34万円×9.15% |
| 雇用保険料 | 1,700円 | 額面×0.5% |
| 所得税 | 約5,000円 | 年約6.0万円(税率5%) |
| 住民税 | 約15,200円 | 年約18.2万円(前年の所得に対してかかる) |
| 手取り | 約269,900円 | 額面の約79% |
引かれる金額の合計は約7万円。そのうち社会保険料が約5万円と7割以上を占めます。2026年分は所得税の基礎控除が104万円(合計所得489万円以下の場合)に引き上げられ、所得税は年6万円ほどに収まっています。手取りを左右しているのは、税金よりも社会保険料です。
ネット上の記事の中には「手取り27万円は額面約35万円・年収約417万円」としているものもあります。これは計算の前提(料率や控除の年度、地域)の違いによるもので、2026年の東京・協会けんぽで計算すると額面34万円で手取り27万円に届きます。ご自身の給与明細の社会保険料と照らし合わせてみてください。
ボーナス・年齢・家族構成で手取りはこう変わる
| 条件 | 年収 | 手取り |
|---|---|---|
| 額面34万・ボーナスなし(基本) | 約408万円 | 月約27.0万円(年約324万円) |
| 同・ボーナス年2か月 | 約476万円 | 年約375万円 |
| 同・ボーナス年4か月 | 約544万円 | 年約426万円 |
| 40歳以上(介護保険料が加わる) | 約408万円 | 月約26.8万円 |
| 配偶者を扶養 | 約408万円 | 月約27.4万円 |
| 配偶者+16歳以上の子を扶養 | 約408万円 | 月約27.9万円 |
| 新卒1年目(住民税がまだかからない) | 約408万円 | 月約28.5万円 |
同じ「手取り27万円」でも、ボーナスが年4か月あれば年収は540万円を超え、平均給与(487万円)を上回ります。求人票は月給だけでなく、「賞与〇か月分」「想定年収(賞与込み)」の書き方を必ず確認してください。ボーナスで損をしない転職時期は転職とボーナスの完全ガイドで解説しています。
また、入社1年目は住民税がかからないため手取りが月28.5万円ほどになりますが、2年目の6月から住民税が引かれ始め、手取りが月1.5万円ほど減ります。「2年目になったら手取りが減った」と驚く方が多いので、1年目のうちから手取り27万円を前提に家計を組んでおくと安心です。
知っておきたい「額面35万円の境目」
社会保険料は実際の給与ではなく、「標準報酬月額」という区切りの金額で決まります。額面35万円未満なら標準報酬は34万円ですが、35万円ちょうどから36万円の区分に上がり、社会保険料が月に約2,900円増えます。
| 額面月収 | 標準報酬月額 | 手取り |
|---|---|---|
| 33.5万円 | 34万円 | 約26.55万円 |
| 34.0万円 | 34万円 | 約26.99万円 |
| 34.5万円 | 34万円 | 約27.42万円 |
| 34.75万円 | 34万円 | 約27.64万円 |
| 35.0万円 | 36万円 | 約27.62万円 |
| 35.25万円 | 36万円 | 約27.84万円 |
額面が34.75万円から35万円に上がっても、手取りはわずかに減ります。社会保険料は4〜6月の給与で決まる(定時決定)ので、この時期に残業が集中すると1年間の保険料が上がることがあります。もっとも厚生年金保険料は将来の年金額に反映されるので、損ばかりではありません。
額面別の手取り早見表
| 手取り(月) | 額面月収の目安 | 年収(ボーナスなし) | 関連記事 |
|---|---|---|---|
| 約24万円 | 約30.5万円 | 約366万円 | 手取り24万円の額面・年収 |
| 約25万円 | 約32万円 | 約380万円 | 手取り25万円の額面・年収 |
| 約26万円 | 約33万円 | 約396万円 | 手取り26万円の額面・年収 |
| 約27万円 | 約34万円 | 約408万円 | この記事 |
| 約28万円 | 約35.5万円 | 約426万円 | 手取り28万円の額面・年収 |
| 約30万円 | 約38.5万円 | 約462万円 | 手取り30万円の額面・年収 |
| 約32万円 | 約41万円 | 約490万円 | 手取り32万円の額面・年収 |
手取り27万円は多い?少ない?【国税庁の最新データ】
国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均給与は487万円。年収400万円を超える人は全体の53.0%です。年収408万円を超える人は、400万円超500万円以下の層の中に均等にいると仮定すると約52%と推計できます。
| 比べる相手 | 平均・割合 | 手取り27万円(年収408万円)との比較 |
|---|---|---|
| 給与所得者全体の平均 | 487万円 | 約79万円下回る |
| 給与所得者全体の中央値(推計) | 約420万円 | やや下回る |
| 25〜29歳の平均 | 425.0万円 | ほぼ同じ水準 |
| 30〜34歳の平均 | 461.9万円 | 約54万円下回る |
| 35〜39歳の平均 | 502.7万円 | 約95万円下回る |
| 男性で年収408万円を超える人 | 約67%(推計) | 男性の中では下から約3分の1 |
| 女性で年収408万円を超える人 | 約3割(推計) | 女性の中では上位約3割 |
つまり手取り27万円は、20代後半なら平均並み、30代以降なら平均を下回り始める水準です。「多い」「少ない」は年齢と性別、そして賞与の有無で大きく変わります。全体の真ん中がどこにあるかは年収の中央値の記事で詳しく解説しています。
手取り27万円の生活レベル【世帯別シミュレーション】
一人暮らしの場合
| 費目 | 月額 |
|---|---|
| 家賃 | 80,000円 |
| 食費 | 45,000円 |
| 水道光熱費 | 12,000円 |
| 通信費 | 6,000円 |
| 日用品・衣服 | 15,000円 |
| 交通・交際・娯楽 | 35,000円 |
| 保険・医療・自己投資 | 17,000円 |
| 支出合計 | 210,000円 |
| 貯金・投資に回せる額 | 約60,000円 |
総務省「家計調査」(2025年)の34歳以下単身世帯の消費支出は月約17.8万円です。手取り27万円なら、家賃8万円の部屋に住んでも毎月6万円、年70万円以上を貯金・投資に回せる計算になります。新NISA(つみたて投資枠)で月3万円を積み立てても、なお生活に余裕があります。
二人暮らし(配偶者が専業)の場合
配偶者を扶養に入れると手取りは月約27.4万円に増えますが、家賃10万円・食費7万円・光熱費2万円などを合わせると支出は月24〜25万円になります。暮らしてはいけますが、貯金は月2〜3万円程度まで落ちます。急な出費に備えて、生活費の半年分を先に貯めておくと安心です。
共働き・子どもがいる家族の場合
配偶者がパートで月10万円ほど働けば、世帯の手取りは月37万円前後。子ども1人なら、児童手当(3歳未満は月1.5万円)と合わせて月5〜7万円の貯金ができる水準です。一方で片働きのまま子育てをすると、教育費の積み立てまでは手が回りにくくなります。子どもを考えているなら、共働きか、本人が手取り30万円以上を目指す計画を立てておくことをおすすめします。
家賃・貯金・住宅ローン・ふるさと納税の目安
| 項目 | 目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 家賃 | 6.7万〜9万円 | 手取りの25〜33% |
| 貯金 | 月5万〜7万円(一人暮らし) | 手取りの20〜25% |
| 住宅ローン | 約2,800万円 | 返済負担率25%(月約8.5万円)・35年・金利1.5% |
| ふるさと納税 | 約4.4万円 | 独身・扶養なしの場合の上限の目安 |
住宅ローンは、銀行の審査では年収の7倍(約2,900万円)近く借りられることもあります。ただ、変動金利で目いっぱい借りると、金利が上がったときに返済額が増えるリスクがあります。転職と住宅購入のタイミングが重なる方は、転職と住宅ローン完全ガイドで審査の注意点を先に確認してください。
手取り27万円になりやすい職種・業界と、その理由
私が面談でお会いしてきた方の中で、手取り27万円前後の方が多いのは次のようなケースです。共通しているのは、「成果は出しているのに、会社や業界の給与テーブルの上限が見え始めている」ことです。
| よくあるケース | 手取りが伸びにくい理由 | 上げ方のヒント |
|---|---|---|
| 中堅メーカー・商社の20代後半〜30代前半 | 年功的な昇給で、管理職になるまで伸び幅が小さい | 業界知識を生かして、同じ業界向けのIT企業に移る |
| SIer・受託開発のエンジニア | 多重下請けで、案件の単価が給与に反映されにくい | 自社サービスを持つ企業に移る |
| 不動産・保険などの個人営業(固定給中心) | 歩合の比率が小さく、成績が給与に直結しにくい | 法人営業やSaaSの営業に移る |
| 地方銀行・信用金庫の若手 | 給与体系が保守的で、昇給のスピードが遅い | 金融知識を生かしてフィンテック・事業会社の財務へ |
| 人材・広告業界の営業 | 成果に対して固定給の比率が高い | 営業成績を武器に、給与水準の高いIT業界へ |
手取り27万円のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 一人暮らしなら家賃8万円でも毎月6万円を貯金できる | 片働きで子育てをすると貯金のペースが大きく落ちる |
| 年収400万円を超え、ローン審査やクレジットカードの審査で困りにくい | 平均給与(487万円)にはまだ届かない |
| 所得税の税率は5%のままで、税負担が比較的軽い | 社会保険料が月5万円と重く、昇給しても手取りが伸びにくい |
| 転職市場では「経験者」として年収アップを狙いやすい | 30代以降も同じ水準だと、同年代の平均との差が開いていく |
手取り27万円から収入を上げる方法の比較
| 方法 | 上がり幅の目安 | かかる期間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 今の会社で昇格を狙う | 年10万〜50万円 | 1〜3年 | 昇格の条件がはっきりしている人 |
| 同じ職種で給与水準の高い業界へ転職 | 年50万〜120万円 | 3〜6か月 | 実績を数字で語れる人 |
| ベンチャー・スタートアップへ転職 | 年0万〜100万円+ストックオプション | 3〜6か月 | 裁量と成長スピードを重視する人 |
| 専門性を高める(資格・新しいスキル) | 年30万〜80万円 | 半年〜2年 | 経理・法務・データ分析など専門職を狙う人 |
| 副業で収入を足す | 年10万〜100万円 | 3か月〜 | 本業のスキルをそのまま売れる人 |
私の実感では、手取り27万円の方が最も早く手取り30万円を超えるのは「同じ職種のまま、給与水準の高い業界へ移る」転職です。ベンチャーに移る場合は、目先の年収だけでなく、ストックオプションや昇格のスピードも含めて考えるのがポイントです。ベンチャー転職の全体像はベンチャー転職 完全ガイドにまとめています。
手取り27万円から手取り30万円を目指す6ステップ
ステップ1:自分の年収が「年齢と職種で見て」適正か確かめる
同じ年代の平均(25〜29歳425.0万円、30〜34歳461.9万円)と比べて、自分がどの位置にいるかを確認します。同じ職種の求人票の想定年収も10件ほど見てみてください。自分の年収が求人の下限に近いなら、上げる余地は大きいと考えてよいでしょう。
ステップ2:実績を数字で書き出す
「売上目標を達成」ではなく「年間売上1.2億円、目標達成率118%、新規顧客20社を開拓」のように、規模・行動・結果を数字で書き出します。これが職務経歴書と面接の土台になります。
ステップ3:給与水準の高い業界・職種を調べる
IT・SaaS、コンサル、金融、医療系などは、同じ職種でも給与水準が高めです。dodaの転職求人倍率は2026年9月で2.89倍と高く、とくにIT・通信やコンサルティングは人が足りていません。
ステップ4:転職エージェントとスカウトを併用する
エージェントは総合型1社と、狙う業界に強い特化型1社。加えてスカウトサービスに登録しておくと、自分にどんな会社から声がかかるかで市場価値が分かります。エージェントの選び方は転職エージェント選び方ガイド、市場価値の測り方は自分の市場価値とはで解説しています。
ステップ5:年収交渉は「根拠」とセットで行う
内定が出たら、前職の実績や他社の提示額を根拠に、提示額+5〜10%を1回だけ打診してみましょう。具体的な伝え方は年収交渉の方法と注意点にまとめています。
ステップ6:手取りだけでなく「3年後の年収」で選ぶ
目先の月給が同じでも、昇格のスピードや評価制度で3年後の年収は大きく変わります。面接では「入社3年目の社員はどのくらいの年収か」を必ず聞いてください。
手取り27万円の人が陥りやすい失敗パターン
| 失敗パターン | 何が起きるか | 対策 |
|---|---|---|
| 月給だけを見て転職する | 賞与が少なく、年収はむしろ下がる | 想定年収(賞与込み)と賞与の実績を確認する |
| 固定残業代込みの月給に飛びつく | 残業が増えても給料が増えない | 固定残業の時間数と超過分の支払いを確認する |
| 年収だけで会社を選ぶ | 仕事内容や社風が合わず、短期で辞めてしまう | 仕事内容・評価制度・働き方を先に決める |
| 生活水準を先に上げてしまう | 手取りが増えても貯金が増えない | 昇給分の半分は先に貯金・投資に回す |
| 今の会社に不満を持ちながら何年も動かない | 年齢が上がり、選べる求人が減っていく | まず市場価値を確かめるところから始める |
求人票の固定残業代の読み方はみなし残業(固定残業代)完全ガイドで解説しています。転職で後悔しないための注意点はベンチャー転職 失敗・後悔ガイドもあわせて読んでおいてください。
今すぐ動くべき人・まだ動かなくていい人
| 今すぐ動くべき人(今の会社が向いていない人) | まだ動かなくていい人(今の会社が向いている人) |
|---|---|
| 30代で、3年以上年収がほとんど変わっていない | 20代で、毎年しっかり昇給している |
| 同じ職種の求人票の想定年収が、今の年収より明らかに高い | 次の昇格の条件がはっきりしていて、1〜2年で届きそう |
| 結婚や子育てを控えていて、収入を上げる必要がある | 今の仕事で大きな経験を積んでいる最中 |
| 会社の業績が悪く、賞与が減り続けている | 賞与込みの年収で見ると、すでに平均を超えている |
年代別:手取り27万円の意味とやるべきこと
20代
20代後半の平均給与は425.0万円なので、手取り27万円(年収408万円)はほぼ平均並みです。ボーナスがあれば平均を上回ります。焦る必要はありませんが、次の転職で「経験者」として評価される実績を意識して積んでください。職種を変えるなら、20代のうちが最も動きやすいです。
30代
30代前半の平均は461.9万円、30代後半は502.7万円です。30代で手取り27万円(ボーナスなし)なら、平均を下回り始めています。同じ経験を生かして給与水準の高い業界へ移るだけで、手取り30万円は十分に狙えます。年代ごとの戦い方は年齢別転職ガイドも参考にしてください。
40代以降
40代以降は介護保険料が加わり、同じ額面でも手取りは約26.8万円に下がります。管理職の経験や専門性をどう評価してもらうかがポイントです。年収だけでなく、働き方や家族の状況も含めて無理なく続けられる条件の中で最大の年収を狙う考え方が大切です。
相談事例
※個人が特定されないよう、複数の相談事例をもとに再構成しています。
事例1:29歳・地方銀行の法人営業(手取り27万円)→ フィンテック企業の法人営業(手取り約32万円)
「融資の実績は支店で上位なのに、年功で給料が決まる」と相談に来られました。中小企業の財務を理解している強みが生きる、法人向けの決済・会計サービスの会社に絞って応募し、年収は約80万円アップ。業界知識を持ったまま、給与水準の高い隣の業界に移った好例です。
事例2:31歳・受託開発会社のエンジニア(手取り27万円)→ SaaSベンチャーのエンジニア(手取り約31万円+ストックオプション)
案件の単価が給与に反映されないことに悩んでいました。自社サービスの開発に移り、年収と一緒に「プロダクトを自分で育てる経験」も手に入れた事例です。ベンチャーがエンジニアに何を求めているかはスタートアップ採用ガイドでも解説しています。
事例3:28歳・総合系コンサルのアナリスト(手取り27万円)→ 事業会社の経営企画(手取り約30万円)
コンサル会社で積んだ分析と資料作成の力を生かし、成長中の事業会社の経営企画に移りました。将来は事業責任者を目指しています。コンサル出身者が事業会社でどう評価されるかはコンサルからの転職ガイド、経営幹部へのキャリアはCXO転職ガイドにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 手取り27万円の額面はいくらですか?
2026年の税制で、東京都・協会けんぽ・独身・40歳未満の場合、額面は月約34万円です。社会保険料が約5万円、所得税と住民税で約2万円引かれ、手取りは約27万円になります。
Q2. 手取り27万円の年収はいくらですか?
ボーナスなしなら年収約408万円です。ボーナスが年2か月分なら約476万円、4か月分なら約544万円になります。
Q3. 手取り27万円は多いですか、少ないですか?
年収408万円を超える給与所得者は全体の約52%と推計され、ちょうど真ん中あたりです。女性なら上位約3割に入りますが、男性では下から約3分の1の位置になります。
Q4. 手取り27万円で一人暮らしはできますか?
余裕を持ってできます。家賃を8万円にしても、毎月6万円ほどを貯金や投資に回せる計算です。家賃は手取りの25〜33%(6.7万〜9万円)が目安です。
Q5. 手取り27万円で結婚・子育てはできますか?
共働きなら十分可能です。片働きの二人暮らしでも生活はできますが、貯金は月2〜3万円程度まで落ちます。子育てまで考えるなら、共働きか、本人の手取りを30万円以上に上げる計画を立てておくことをおすすめします。
Q6. 手取り27万円で住宅ローンはいくら借りられますか?
返済負担率25%・35年・金利1.5%で試算すると、約2,800万円が安全な目安です。審査ではそれ以上借りられることもありますが、金利の上昇や家計の変化に備えて余裕を持たせてください。
Q7. 昇給したのに手取りが増えないのはなぜですか?
社会保険料は「標準報酬月額」という区切りで決まるため、区切りをまたぐと保険料が一段上がります。手取り27万円前後では、額面35万円に届いたところで社会保険料が月約2,900円増え、手取りが一時的に減ることがあります。
Q8. 手取り27万円から手取り30万円にするにはどうすればいいですか?
手取り30万円には額面で約38.5万円、年収で約462万円(ボーナスなし)が必要です。年収にして約54万円の差なので、同じ職種で給与水準の高い業界に移る転職が最も現実的なルートです。
まとめ:手取り27万円は「平均まであと一歩」の水準
手取り27万円は、額面約34万円、ボーナスなしで年収約408万円です。一人暮らしなら毎月6万円ほどを貯金でき、二人暮らしも視野に入ります。全体で見ればちょうど真ん中で、20代なら平均並み、30代以降なら「上げる余地が大きい」水準です。
私が27年この仕事をしてきて思うのは、年収の差は能力の差より「どの業界・どの会社にいるか」の差で生まれることが多いということです。手取り27万円から、同じ経験のまま場所を変えて手取り30万円を超えた方を何人も見てきました。まずは自分の市場価値を確かめるところから始めてみてください。
キープレイヤーズでは、20代・30代のベンチャー・スタートアップへの転職や、年収アップを狙ったキャリアのご相談をお受けしています。「今すぐ転職するかは決めていない」という段階からでも構いません。お気軽にご相談ください。



