「転職するなら、せめて年収は上げたい」。ご相談に来られる方の多くが、最初にこうおっしゃいます。気持ちはよくわかりますし、年収は大事です。ただ、27年この仕事を続けてきて思うのは、転職して5年後、10年後に「よかった」と言っている方は、入社時の年収で会社を選んでいないということです。
キープレイヤーズの高野です。この記事では、転職で年収アップより大事なことは何か、年収以外に何を見て会社を選べばいいのかを、最新のデータと私が見てきた事例をもとにまとめました。年収が下がる転職をしてもいいのはどんな人か、逆にやめた方がいいのはどんな人かも、率直にお伝えします。
結論:年収アップより大事なのは「5年後の市場価値」と「伸びる場所にいること」
| 判断軸 | なぜ年収より大事か | 確認する方法 |
|---|---|---|
| ① 仕事内容・役割 | 何をやったかが次の転職の評価を決める | 入社後1年で任される仕事を具体的に聞く |
| ② 成長・市場価値 | 市場価値が上がれば年収は後から付いてくる | その会社の出身者がどこへ転職しているか調べる |
| ③ 会社のフェーズと将来性 | 伸びる会社では役割と報酬が一緒に上がる | 売上成長率・資金調達・採用計画を確認する |
| ④ 経営者・上司 | 誰の下で働くかで学べることが変わる | 経営陣と直接話す場を必ずもらう |
| ⑤ 報酬の中身(株式・昇給) | 入社時の年収より3〜5年の総額が大事 | 評価制度・昇給実績・ストックオプションを確認する |
| ⑥ 働き方・健康・家族 | 続けられなければ年収は意味がない | 残業・リモート・休日の実態を社員に聞く |
| ⑦ カルチャー・人間関係 | 早期離職のいちばん多い原因 | カジュアル面談で複数の社員と話す |
年収は、この7つが揃ったときに「結果として」上がるものです。順番を逆にして、年収を最優先に会社を選ぶと、2〜3年後にもう一度転職することになりがちです。
転職市場の今:年収が上がる人は増えている。それでも年収だけで選ぶべきではない理由
転職者は年330万人、転職したい人は1,000万人を超えた
総務省「労働力調査」の2025年平均では、転職者は330万人、今の仕事を辞めたい・ほかの仕事もしたいという転職等希望者は1,023万人で、比較できる2013年以降で最も多くなりました。転職はもう特別なことではありません。
転職で賃金が上がった人は40.5%、下がった人は29.4%(2024年)
この記事の旧版では「日本では転職がストレートに年収アップにつながるケースはほとんどない」と書いていました。正直に言って、ここ数年で状況は変わっています。厚生労働省「令和6年雇用動向調査」では、転職入職者のうち前職より賃金が増えた人は40.5%、減った人は29.4%、変わらない人は28.4%でした。「1割以上増えた」人も29.4%います。
| 区分 | 賃金が増えた | うち1割以上増 | 賃金が減った | うち1割以上減 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年 全体 | 37.2% | 25.6% | 32.4% | 23.4% |
| 2024年 全体 | 40.5% | 29.4% | 29.4% | 21.7% |
| 2024年 30〜34歳 | 46.1% | 36.0% | 24.2% | 16.3% |
| 2024年 35〜39歳 | 45.5% | 35.3% | 24.3% | 16.3% |
| 2024年 40〜44歳 | 45.9% | 33.2% | 29.0% | 21.2% |
| 2024年 50〜54歳 | 39.0% | 26.3% | 28.2% | 21.0% |
| 2024年 55〜59歳 | 27.4% | 17.3% | 36.6% | 30.7% |
※出典:厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概要」表6(転職入職者の賃金変動状況別割合)。
ただ、裏返せば転職者の約6割は「年収が上がっていない」のです。しかも、年収が上がった人がみんな満足しているわけではありません。私のところには「年収は150万円上がったけれど、1年で辞めたくなった」というご相談が毎月のように来ます。人手不足で企業の提示額が上がっている今だからこそ、年収の数字に引っ張られて判断を誤るリスクが高くなっていると感じています。
年収の相場観そのものは年収・手取りガイドにまとめています。
年収アップより大事な7つの判断軸
① 仕事内容・役割:「何をやったか」が次の年収を決める
中途採用の面接で聞かれるのは、ほぼ例外なく「前の会社で何をやったか」です。年収が高くても、任される仕事が小さければ、次の転職で語れる実績が残りません。逆に、年収が多少下がっても、事業の立ち上げや組織づくりを任されれば、それが5年後の年収の土台になります。オファー面談では「入社して1年で、具体的に何を任されるのか」を必ず聞いてください。
② 成長・市場価値:年収は市場価値の「後追い」
年収は、その人の市場価値に遅れて付いてくるものです。市場価値が上がる経験を積めば、年収は後から追いつきます。今の自分の市場価値がどれくらいかは、自分の市場価値とは?測り方と高め方で詳しく解説しています。その会社の出身者がどんな会社にどんなポジションで転職しているかを見ると、そこで積める経験の「市場での値段」がわかります。
③ 会社のフェーズと将来性:伸びる会社では役割も報酬も上がる
旧版では会社のライフサイクルを「導入期・成長期・競争期・成熟期・衰退期」で紹介しました。考え方は今も同じですが、ベンチャー・スタートアップへの転職では、資金調達のフェーズで見るとより判断しやすくなります。
| フェーズ | 従業員規模の目安 | 年収の傾向 | 得られるもの |
|---|---|---|---|
| シード〜シリーズA | 〜30人前後 | 前職より下がることが多い | 事業をゼロから作る経験、大きめのストックオプション |
| シリーズB〜C | 30〜300人前後 | 前職並みに戻りやすい | 組織と事業を急拡大させる経験、昇格のチャンス |
| IPO準備〜上場直後 | 100〜500人前後 | 大手並み〜やや上 | 上場準備・管理体制づくりの経験 |
| 成熟した大企業 | 数千人〜 | 高く安定 | 大きな予算・ブランド・体系的な育成 |
私が見てきた中で、入社後に年収が大きく伸びた方のほとんどは、シリーズA〜Cの「これから伸びる」タイミングで入社した方です。会社が3倍になれば、マネージャーのポストも3倍になります。フェーズごとの見極め方はスタートアップのフェーズ別転職ガイドにまとめています。
④ 経営者・上司:誰の下で働くかで学べることが変わる
同じ年収でも、優秀な経営者の隣で働く1年は、普通の会社の3年分くらいの学びになることがあります。逆に、経営陣の方針が毎月変わる会社では、どれだけ頑張っても成果が積み上がりません。選考の中で、必ず経営陣と1対1で話す場をもらってください。上場企業や上場準備企業なら、IR資料や決算説明資料を読むと経営者の考え方がよくわかります(転職成功のコツはIRを読むこと)。
⑤ 報酬の中身:入社時の年収より「3〜5年の総額」
入社時の年収が100万円低くても、2年後に昇格して200万円上がる会社と、入社時は高いけれど5年間ほとんど上がらない会社では、5年の総額は前者の方が大きくなります。ベンチャーなら、ここにストックオプションが加わります。オファーを比べるときは、固定給・賞与・昇給実績・株式報酬を分けて、3〜5年の総額で比べるのが基本です。ストックオプションの考え方はストックオプション完全ガイドを参考にしてください。
⑥ 働き方・健康・家族:続けられない年収に意味はない
年収が200万円上がっても、毎日終電で家族と話す時間がなくなれば、多くの方は2年もちません。リモートの可否、残業の実態、休日の取りやすさは、面接官ではなく現場の社員に聞くのが確実です。
⑦ カルチャー・人間関係:早期離職のいちばんの原因
入社1年以内に辞める方の理由で、私がいちばん多く聞くのは「社風が合わなかった」「上司と合わなかった」です。年収や仕事内容は書類で確認できますが、カルチャーは人と話さないとわかりません。カジュアル面談や面接で、できるだけ多くの社員と話してください。
年収アップを優先する転職・年収以外を優先する転職のメリットとデメリット
| 年収アップを最優先 | 年収以外(経験・環境)を優先 | |
|---|---|---|
| メリット | 生活がすぐに楽になる/家族の理解を得やすい/自分の評価を数字で実感できる | 5年後の市場価値が上がりやすい/役割の大きい仕事ができる/ストックオプションなど大きなリターンの可能性 |
| デメリット | 期待値が高く、早く成果を求められる/仕事内容や社風のミスマッチに気づきにくい/次の転職で年収を維持しにくい | 短期的に生活が苦しくなることがある/会社が伸びなければ報われない/家族の理解が必要 |
年収が下がっても転職すべき人・やめた方がいい人
| 年収が下がっても転職すべき人 | 年収ダウンの転職はやめた方がいい人 |
|---|---|
| 今の会社で5年後の自分に魅力を感じない人 | 住宅ローンや教育費で生活費がギリギリの人 |
| 伸びている会社で、大きな役割を任される見込みがある人 | 仕事内容が今とほとんど変わらず、年収だけ下がる人 |
| 2〜3年の生活費の見通しが立っている人 | 「今の会社が嫌だから」が唯一の理由の人 |
| 家族が転職の目的に納得している人 | 家族に相談せずに決めようとしている人 |
| 経営陣と話して「この人の下で働きたい」と思えた人 | 経営陣と一度も話さずに決めようとしている人 |
年収が下がる転職のリアルはスタートアップ転職で年収は下がる?で、データとともに詳しく解説しています。
年収以外の判断軸で会社を選ぶ5ステップ
- 自分の「譲れない条件」を3つに絞る:7つの判断軸のうち、今の自分にとって大事な上位3つを決めます。全部を満たす会社はありません。
- 最低限必要な年収を計算する:額面ではなく手取りで、生活費・ローン・教育費をまかなえる最低ラインを出します。ここを下回る会社は最初から外します。
- 市場価値を確かめる:複数のエージェントやスカウトサービスで、今の経歴がどれくらいで評価されるかを確かめます。エージェントの選び方は転職エージェント選び方ガイドにまとめています。
- 会社の将来性と経営陣を調べる:資金調達、売上の伸び、採用計画、経営陣の経歴を調べ、面接で直接確認します。
- 3〜5年の総額と経験で比べる:複数のオファーを、入社時の年収ではなく、3〜5年の報酬総額と得られる経験で比べます。年収の交渉はベンチャー転職の年収交渉術を参考にしてください。
年収以外を見極めるために面接で聞くべき10の質問
年収は書類に書いてありますが、年収以外の判断軸は自分から聞かないとわかりません。私が候補者の方に「最低限これは聞いてください」とお伝えしている質問です。
- 入社後1年で、具体的にどんな仕事・目標を任される想定ですか?
- このポジションが空いている(新設された)理由は何ですか?
- 直近1年の売上成長率と、次の資金調達・黒字化の見通しは?
- 前任者や同じ職種の方は、その後どんなキャリアを歩んでいますか?
- 評価はいつ、誰が、何を基準に行いますか?昇給の実績は?
- ストックオプションの付与方針と、行使条件・退職時の扱いは?
- 経営陣の間で、最近いちばん意見が割れたテーマは何ですか?
- 入社1年以内に辞めた方は、どんな理由が多いですか?
- 残業・リモート・休日の実態は、チームによってどれくらい違いますか?
- このポジションで活躍している人と、苦労している人の違いは何ですか?
答えにくそうにする質問があれば、そこにその会社の課題があると考えてください。面接全体の準備は、情報収集の進め方をまとめた転職の情報収集 完全ガイドも参考になります。
オファー比較の具体例:A社(年収100万円アップ)とB社(年収50万円ダウン)
実際のご相談でよくあるパターンを、数字で比べてみます(いずれも現年収700万円の方の例)。
| 比較項目 | A社:大手・年収800万円 | B社:シリーズB・年収650万円 |
|---|---|---|
| 入社時の年収 | 800万円 | 650万円+ストックオプション |
| 任される役割 | 既存事業の担当者 | 新規事業のリーダー(部下3名) |
| 昇給の見込み | 年2〜3% | 成果次第で1年後にマネージャー(年収800万円台) |
| 3年間の固定給総額の目安 | 約2,460万円 | 約2,250〜2,400万円 |
| 3年後に語れる実績 | 担当業務の改善 | 新規事業の立ち上げと組織づくり |
3年間の固定給総額で見ると、差は60〜210万円ほどで、入社時の150万円の差ほどは開きません。そのうえでB社には、ストックオプションと「新規事業を立ち上げた」という次の転職で評価される実績が付きます。もちろん、B社が伸びなければこの計算は成り立ちません。だからこそ、③の会社のフェーズと④の経営者を見極めることが大事なのです。
転職時の年収交渉で押さえるべきポイント
年収より大事なことがある、といっても、年収交渉をしなくていいわけではありません。27年の中で、年収交渉で成功する方と失敗する方の違いを数多く見てきました。
成功する方に共通しているのは、「年収の根拠を自分の市場価値で語れる」ことです。現職の給与をベースに「今より上げてほしい」と言うのではなく、自分のスキルと経験が市場でどの程度の価値を持つかを理解している方は、適切な年収レンジを引き出すことができます。
- 希望年収は「最低ライン」と「理想」の2つを持っておく
- 固定給が上がらない場合は、ストックオプション・入社後の評価時期・役職で交渉する
- 本人が直接交渉するより、エージェントを通した方が関係を損ねにくい
- 口頭の約束は必ずオファーレター(労働条件通知書)で確認する
年代別:年収とそれ以外のバランスの取り方
20代:年収より「経験の質」を最優先に
20代の数十万円の年収差は、30代の市場価値の差に比べればはるかに小さなものです。裁量の大きい環境で、早く成果を出す経験を積むことを優先してください。20代で大きく年収を伸ばす方の共通点は20代で年収1000万円は何%?にまとめています。
30代:経験を年収に「換金」し始める時期
30代は、20代で積んだ経験を年収に反映させやすい時期です。一方で、家族やローンなど生活の固定費も増えます。「年収を上げる転職」と「次の10年の経験を取りにいく転職」のどちらなのかを、はっきりさせて臨みましょう。
40代以降:役割と裁量で選び、年収は交渉で取る
40代以降は、マネジメントや経営に近い役割を取れるかどうかが勝負です。役割が大きければ、年収は交渉で取りにいけます。年代ごとの戦い方は年齢別転職ガイドにまとめています。経営幹部としての転職を考えている方はCXO転職ガイドも参考にしてください。
年収にこだわって失敗する5つのパターン
失敗①:支度金・高い年収提示に飛びつく
旧版でも紹介したBさんの例です。転職支援金として200万円が支給され、今までより高い年収を提示してきた企業に惹かれたBさんは、事業内容にも興味があったため転職を決めました。しかし入社してみると、自分の能力を発揮できる仕事があまりなく、業績も急速に傾いてしまいました。ノルマが厳しく、早く結果を出せないと居づらくなる環境でした。相場より高い提示には、必ず理由があります。
失敗②:「年収を下げたくない」だけで会社を選ぶ
年収の高い会社だけで選ぶと、選択肢がとても狭くなります。その結果、本当は合っていた成長企業を見送ってしまうことがあります。スタートアップ転職で年収にこだわりすぎて失敗するパターンにも、具体例をまとめています。
失敗③:肩書きと年収のセットに目がくらむ
「CFO・年収1,500万円」のような好条件のポジションでも、資金が尽きかけている会社では、入社後すぐに資金繰りに追われることになります。ベンチャーCFO転職の甘い罠と苦い現実で、この落とし穴を詳しく書いています。
失敗④:額面だけで比べて、手取りと総額を見ない
年収1,000万円を超えると、増えた分の3〜4割は税金と社会保険料で消えます。額面の100万円差は、手取りでは60万円ほどの差です。ストックオプションや昇給の見込みを含めた総額で比べないと、判断を誤ります。
失敗⑤:今の会社への不満だけで動く
「今の会社が嫌だ」という理由だけで転職すると、年収が上がっても同じ不満を次の会社で繰り返しがちです。転職の失敗パターンはベンチャー転職 失敗・後悔ガイドにまとめています。
成功事例:年収を下げて「導入期」の会社に入ったAさん
旧版から紹介しているAさんは、大手企業から、業績が伸び始めたばかりの「導入期」のベンチャーに年収を下げて転職しました。目先の年収にこだわらず、自分の資質に合い、将来性のある会社を選んだ結果、会社の成長とともに事業責任者を任され、数年で前職の年収を大きく上回りました。
もう一つ、最近の例を紹介します(※複数の方の事例を組み合わせ、個人が特定されないよう再構成しています)。コンサルティングファームで年収1,200万円だった30代前半のDさんは、シリーズBのSaaS企業から年収900万円+ストックオプションでオファーを受けました。Dさんが決め手にしたのは、「入社半年で新規事業の責任者を任せる」という具体的な約束と、CEOと何度も話して感じた相性でした。2年後、Dさんは執行役員になり、年収は1,300万円に。コンサル出身の方の選択肢はコンサルからの転職ガイドでも詳しく紹介しています。
企業側から見ても、年収だけで入社を決めた人より、仕事内容やビジョンに共感して入社した人の方が長く活躍する、というのは多くの経営者が口にすることです。採用する側の考え方はスタートアップ採用ガイドにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 転職で年収アップするにはどうすればよいですか?
A. 自分の市場価値を正確に把握することが第一歩です。転職エージェントに相談すれば、同じスキル・経験の方がどの程度の年収で転職しているか、相場感を教えてもらえます。そのうえで、市場価値に見合った年収を根拠をもって提示しましょう。
Q2. 年収を下げてでも転職すべきケースとは?
A. 成長フェーズの企業で大きな裁量や役割が得られる場合は、一時的な年収ダウンも許容範囲です。入社後に成果を出せば、2〜3年で以前の年収を超えるケースも珍しくありません。ただし、生活に必要な最低ラインは下回らないようにしてください。
Q3. 転職時の年収交渉はエージェントに任せてよいですか?
A. はい、むしろエージェントを活用すべきです。候補者本人が年収交渉をすると印象が悪くなるリスクがありますが、エージェントが間に入ることで、企業との関係を保ちながら適正な年収を引き出すことができます。
Q4. 転職で年収が上がる人はどれくらいいますか?
A. 厚生労働省「令和6年雇用動向調査」では、前職より賃金が増えた転職者は40.5%(1割以上の増加は29.4%)、減った人は29.4%、変わらない人は28.4%でした。年代別では30代〜40代前半が45%前後と高く、55歳以上になると減った人の方が多くなります。
Q5. 年収と仕事内容、どちらを優先すべきですか?
A. 生活に必要な最低ラインを満たしているなら、仕事内容を優先することをおすすめします。仕事内容で積んだ経験が市場価値になり、次の年収につながるからです。
Q6. 年収が下がる転職をすると、その後も年収は戻りませんか?
A. 一概には言えません。伸びている会社で成果を出せば、昇格や次の転職で以前の年収を超える方は多くいます。一方、仕事内容が変わらないまま年収だけ下がる転職は、戻りにくい傾向があります。
Q7. 家族に年収ダウンの転職を反対されたらどうすればいいですか?
A. 「なぜ今転職するのか」「3〜5年後にどうなっていたいか」と、生活費の具体的な計算をセットで話すことをおすすめします。手取りベースで毎月の収支を見せると、漠然とした不安が具体的な話し合いに変わります。
まとめ:年収は「目的」ではなく「結果」
- 2025年の転職者は330万人、転職等希望者は1,023万人と過去最多
- 転職で賃金が上がった人は40.5%と増えているが、約6割は上がっていない
- 年収アップより大事なのは、仕事内容・市場価値・会社のフェーズ・経営者・報酬の中身・働き方・カルチャーの7つ
- 入社時の年収ではなく、3〜5年の総額と得られる経験で比べる
- 年収が下がる転職は、伸びる会社で大きな役割を得られるなら十分に検討する価値がある
転職は人生における大きな決断です。だからこそ、正しい情報と信頼できるパートナーが必要です。ベンチャー転職の全体像はベンチャー転職 完全ガイドにまとめています。
キープレイヤーズでは、ベンチャー・スタートアップを中心に、21年の転職支援実績がございます。「年収とそれ以外、どちらを取るべきか迷っている」という段階でも構いません。キャリアに関するお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。


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