こんにちは、ベンチャー・スタートアップへの転職を27年サポートしているキープレイヤーズの高野です。
転職の相談を受けていると、内定が出て退職日が決まったあとに、意外と多くの方が見落としているのが「企業型確定拠出年金(企業型DC)」の手続きです。前の会社で積み立ててきた年金資産は、退職したら自分で移し替えの手続きをしないと、半年後に「自動移換」されて運用が止まり、手数料だけ引かれ続ける状態になります。
実際、自動移換されたまま放置されている人は約66万人、資産は約2,800億円にのぼります(2022年度末)。「自分には関係ない」と思っている方ほど、一度確認してみてください。
この記事では、転職時のDCの手続きを転職先のパターン別に整理し、2026年4月と12月の制度改正のポイント、そして転職先を選ぶときに退職給付をどう比べるかまで、まとめて解説します。
結論:転職先の制度によって、やることは3パターンに分かれる
まず結論です。退職したら、転職先の制度を確認して、次の表のどれに当てはまるかを見てください。
| 転職先の制度 | 移し先 | 手続きする場所 | 掛金の積み立て | 口座管理手数料 |
|---|---|---|---|---|
| 企業型DCがある | 転職先の企業型DC | 転職先の人事・総務 | 会社の掛金で継続 | 原則、会社負担 |
| 企業型DCがない(DBのみ・制度なし) | iDeCo(個人型) | 自分で選んだ金融機関 | 自分の掛金で継続(または運用だけ) | 自己負担(月171円〜が目安) |
| 転職先にDB(確定給付)があり、規約で受け入れ可 | 転職先のDB | 転職先の人事・総務 | DBの規約による | 規約による |
| 会社員以外(独立・フリーランスなど) | iDeCo(第1号) | 自分で選んだ金融機関 | 自分の掛金で継続 | 自己負担 |
| 何もしない | 国民年金基金連合会(自動移換) | — | 運用停止 | 手数料が引かれ続ける |
期限は、前の会社のDCの資格を失った月の翌月から数えて6か月以内です。退職日の翌日に資格を失うので、たとえば10月31日に退職した場合は、11月が資格喪失月、12月から数えて6か月、つまり翌年5月末が目安になります。正確な期限は、前の会社の運営管理機関(記録関連運営管理機関)に確認してください。
企業型確定拠出年金(企業型DC)とは
企業型DCは、会社が毎月の掛金を出し、社員が自分で運用商品を選んで老後資金を積み立てる制度です。退職金制度の一部として導入している会社が多く、加入者は約860万人(2025年3月末)まで増えています。
確定給付企業年金(DB)が「将来もらえる額」を会社が約束する制度なのに対し、DCは「出す掛金」だけが決まっていて、将来の額は運用次第です。その代わり、資産は社員個人のものとして記録されるので、転職しても持ち運べる(ポータビリティがある)のが大きな特徴です。
ただし、持ち運べるのは「手続きをした場合」だけです。ここが落とし穴になります。
転職時の企業型DCの手続き【パターン別のステップ】
パターン1:転職先にも企業型DCがある場合
- 転職先の人事に「前職で企業型DCに加入していた」と伝える:入社手続きのときに伝えると、案内してもらえます。
- 基礎年金番号と、前職の運営管理機関名を確認する:前職から届く「資格喪失のお知らせ」や、加入時の書類に書かれています。
- 転職先の運営管理機関の移換依頼書に記入して提出する:多くは人事経由で提出します。
- 移換完了の通知を確認する:資産は一度現金化されてから移るので、移換中は運用できない期間があります。完了後に運用商品を選び直します。
パターン2:転職先に企業型DCがない場合(iDeCoへ移す)
- iDeCoの金融機関を選ぶ:口座管理手数料と、運用商品のラインナップで比べます。ネット証券は運営管理機関の手数料が無料のところが多く、国民年金基金連合会などへの手数料(月171円程度)だけで済むのが一般的です。
- 「加入申出書」または「移換依頼書」を取り寄せる:掛金を出し続けるなら加入申出書、運用だけにするなら移換の書類(運用指図者)を選びます。
- 転職先に「事業所登録」の欄を書いてもらう:掛金を出す場合、会社に証明欄の記入をお願いすることがあります。
- 書類を提出して、移換完了を待つ:完了まで1〜3か月かかることがあるので、退職したらすぐに動くのが安全です。
パターン3:転職先にDB(確定給付企業年金)がある場合
転職先のDBの規約が受け入れを認めていれば、DCの資産をDBに移すこともできます。ただし、受け入れていない会社も多く、移してしまうと運用の自由はなくなります。多くの方にとっては、iDeCoに移して自分で運用を続けるほうがわかりやすいと思います。迷ったら、転職先の人事に規約を確認してください。
パターン4:独立・フリーランスになる場合
国民年金の第1号被保険者としてiDeCoに加入し、資産を移します。2026年12月からは、iDeCoと国民年金基金を合わせた上限が月7.5万円に引き上げられる予定で、老後資金づくりの手段としての重みが増しています。独立の話は副業・業務委託からのスタートアップ転職ガイドも参考にしてください。
自動移換とは?放置するとどうなるか
期限内に移換の手続きをせず、脱退一時金も受け取らないと、資産は国民年金基金連合会に自動的に移されます。これが「自動移換」です。デメリットは次のとおりです。
| デメリット | 内容 |
|---|---|
| 手数料が引かれる | 自動移換されるときに4,348円、4か月目以降は毎月98円(年1,176円)が資産から差し引かれる |
| 運用されない | 資産は現金で置かれたまま。運用商品を選べないので増えない |
| 受け取りが遅れることがある | 自動移換の期間は「通算加入者等期間」に入らない。60歳時点でこの期間が10年未満だと、受け取り開始が60歳より遅くなる |
| そのままでは受け取れない | 60歳になっても、一度iDeCoなどに移さないと給付を請求できない |
| 移し直しにも手数料 | あとでiDeCoや企業型DCに移すとき、さらに550円かかる |
※手数料は2026年4月時点のりそな銀行の案内による金額です。改定されることがあります。
資産が数十万円程度だと、手数料はたいした額に見えないかもしれません。しかし、運用が止まったまま10年、20年と放置すると、増えるはずだった分を失うことになります。たとえば100万円を年3%で20年運用できていれば約180万円になりますが、自動移換のままなら手数料を引かれて100万円を下回ります。
2026年4月からは、会社が社員に自動移換について説明する時期が「資格を失ったとき」から「資格を失うことが見込まれるとき」に前倒しされました。退職の手続きのときに説明があるはずなので、聞き流さないでください。
脱退一時金は受け取れる?
「少額だから現金で受け取りたい」という相談もよく受けます。しかし、DCは原則として60歳まで引き出せません。脱退一時金を受け取れるのは、2024年12月以降に資格を失った場合、60歳未満であること、企業型DCの加入者でないこと、iDeCoに加入できない人であることなどの条件をすべて満たす場合に限られます。
会社員として転職する方はiDeCoに加入できるので、ほぼ対象外です。海外に移住する場合などの例外的なケースと考えてください。
2026年の制度改正で、転職者に関係するポイント
| 施行日 | 改正内容 | 転職者への影響 |
|---|---|---|
| 2026年4月1日 | マッチング拠出の「会社の掛金以下」という制限を撤廃 | 転職先のDCで、自分の掛金を上限まで上乗せしやすくなった |
| 2026年4月1日 | 自動移換についての会社の説明時期を前倒し | 退職前に説明を受けられるようになった |
| 2026年12月1日(予定) | 会社員のiDeCo上限を、企業年金と合わせて月6.2万円に一本化 | 転職先に企業年金がない場合、iDeCoで月6.2万円まで積み立てられる |
| 2026年12月1日(予定) | 自営業者などはiDeCoと国民年金基金を合わせて月7.5万円に | 独立する人の積み立て枠が広がる |
| 2026年12月1日(予定) | iDeCoの加入可能年齢を70歳未満に | 60代での転職・再就職でも積み立てを続けやすくなる |
特に影響が大きいのは、12月からの上限の一本化です。これまで、企業年金のない会社に転職した会社員のiDeCo上限は月2.3万円でしたが、月6.2万円まで広がります。「転職先にDCがないから損」という差は、自分で掛金を出せる人にとってはかなり小さくなります。
転職先を選ぶときの「退職給付」の比べ方
ここからは、ヘッドハンターとして強くお伝えしたい話です。年収の比較は誰でもしますが、退職金・企業年金まで含めて比べている人は意外と少ないのが実情です。
| 転職先のタイプ | よくある退職給付 | 年収比較のときの注意点 |
|---|---|---|
| 大手企業 | DB+企業型DC、退職一時金 | 会社の掛金だけで年数十万円になることも。額面年収に見えない報酬がある |
| 上場ベンチャー・メガベンチャー | 企業型DC(選択制が多い) | 「選択制DC」は給与から掛金に回す仕組み。額面に含まれているかを確認 |
| 未上場スタートアップ | 制度なしが多い。SOで報いる設計 | 退職給付の差はiDeCoで自分で埋める前提で年収を比べる |
| 外資系企業 | DCあり、退職金なしのことも | ベース給与に上乗せされている前提で、総額で比べる |
私の知人で、大手メーカーから年収100万円アップでスタートアップに移った方がいました。ところが、前の会社では会社の掛金が年約40万円、さらにDBもあり、退職給付まで含めると実質的な差は数十万円しかありませんでした。それでも本人は「SOと経験を取りにいく」と納得して移ったので問題はありませんでしたが、数字を知らずに決めるのと、知ったうえで決めるのとでは大違いです。
オファー面談では、遠慮せずに「企業型DCや退職金制度はありますか」「選択制DCの場合、提示年収に掛金分は含まれていますか」と聞いてください。年収交渉の進め方はベンチャー転職の年収交渉術、提示年収の手取りの考え方は年収・手取りガイドで解説しています。
転職先にDCがある場合・ない場合のメリット・デメリット
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 転職先に企業型DCがある | 会社が掛金を出してくれる/口座管理手数料も会社負担/手続きが人事経由で楽 | 運用商品が会社の選んだものに限られる/選択制だと手取りが減ることも |
| 転職先に企業型DCがない(iDeCoへ) | 金融機関と商品を自由に選べる/2026年12月から上限が月6.2万円に | 掛金はすべて自己負担/口座管理手数料も自己負担/自分で手続きが必要 |
DCの手続きを後回しにしがちな人・すぐ動ける人
| 後回しにしがちな人 | すぐ動ける人 |
|---|---|
| 入社後の仕事が忙しく、私生活の手続きが後回しになる | 退職前に「やることリスト」を作っている |
| DCに加入していた自覚が薄い(加入時に説明を聞き流した) | 前職の運営管理機関とログインIDを把握している |
| 短期間で転職を繰り返している | 転職先の人事に入社時点で相談している |
| 資産が少額なので「どうでもいい」と思っている | 少額でも複利で増えることを理解している |
特に転職回数が多い方は、複数の会社のDCが別々に自動移換されている、というケースを実際に見たことがあります。思い当たる方は、国民年金基金連合会に問い合わせると確認できます。転職回数の考え方は転職回数が多いと不利?完全ガイドもどうぞ。
年代別・転職時のDCの考え方
20代 — 少額でも必ず移す
資産は数万〜数十万円のことが多いですが、運用期間が最も長い年代です。iDeCoに移して、できれば少額でも掛金を続けてください。最初の転職でDCを放置すると、その後の転職のたびに同じことを繰り返しがちです。20代のキャリアは20代のベンチャー転職ガイドでまとめています。
30代 — 年収と退職給付をセットで比べる
大手からベンチャーに移る人が最も多い年代です。会社の掛金がなくなる分を、iDeCoの上限引き上げでどこまで埋められるかを計算しておきましょう。住宅ローンを検討している方は、転職と住宅ローンガイドもあわせてどうぞ。
40代 — 退職金とDCの受け取り方まで考える
資産が数百万円以上になっている方も多い年代です。退職一時金とDCの一時金の受け取り時期によっては、退職所得控除の調整にかかります。2026年1月以降、DCの一時金を先に受け取り、その後に退職金を受け取る場合の調整期間が5年から10年に延びました。税金まわりは転職のお金と手続き完全ガイドで詳しく解説しています。
50代・60代 — 受け取り開始時期と加入年齢に注意
通算加入者等期間が10年に満たないと、60歳から受け取れません。自動移換の期間はこの期間に入らないので、特に注意が必要です。2026年12月からはiDeCoに70歳未満まで加入できるようになり、60代の転職・再就職でも積み立てを続けやすくなります。年代ごとのキャリアは年齢別転職ガイドをご覧ください。
転職時のDCでよくある失敗パターン
- 入社後に忙しくて期限を過ぎる — 6か月はあっという間です。入社前の有給消化期間にやっておくのが理想です。
- 転職先の人事が教えてくれると思い込む — 転職先にDCがない場合、誰も教えてくれません。
- 前職のログインIDを捨ててしまう — 運営管理機関の情報がわからず、手続きに時間がかかります。
- 選択制DCの掛金を額面年収と混同する — オファーの年収に掛金が含まれているかどうかで、手取りが変わります。
- 短期間の転職で複数の口座が散らばる — 試用期間中の退職などで、知らないうちに自動移換されることがあります。転職後の試用期間ガイドもあわせてどうぞ。
- 退職金とDC一時金の受け取り順を考えずに税金で損をする — 40代以降は特に、受け取り方を事前に確認してください。
転職の失敗パターン全般はベンチャー転職 失敗・後悔ガイドでまとめています。
iDeCoの金融機関を選ぶ3つのポイント
転職先にDCがなくiDeCoに移す場合、どの金融機関を選ぶかで、長い目で見た手取りが変わります。私が相談者にお伝えしているのは次の3点です。
- 運営管理機関の手数料が無料か:国民年金基金連合会と事務委託先金融機関への手数料(加入者で月171円程度)はどこでもかかりますが、運営管理機関の手数料は金融機関によって0円から数百円まで差があります。
- 低コストのインデックスファンドがそろっているか:信託報酬が年0.1〜0.2%台の国内外の株式・債券のインデックスファンドがあるかを確認します。前職のDCで選んでいた商品に近いものがあると、移換後の運用もスムーズです。
- Webで手続きや商品変更ができるか:転職直後は忙しいので、書類のやり取りが少なく、スマホで残高や商品を確認できるところが続けやすいです。
実際にあった相談事例
事例1:3回の転職で、DCが2口座とも自動移換されていた(36歳)
大手SIerからメガベンチャー、さらにスタートアップへと転職してきた方です。最初の2社ともDCがありましたが、どちらも手続きをしないまま、国民年金基金連合会に自動移換されていました。合計で約120万円が数年間、運用されずに置かれていた計算です。iDeCoの口座を開いてまとめて移し、今は月2万円の掛金を続けています。
事例2:選択制DCの年収表示で、手取りを読み違えた(31歳)
上場ベンチャーから年収650万円のオファーを受けた方です。よく見ると、選択制DCの掛金(月2万円)を給与で受け取るか、DCに回すかを選ぶ仕組みでした。DCに回せば社会保険料と税金は減りますが、毎月の手取りは減ります。事前に知っていたので、生活費の計画を立て直したうえで入社されました。
事例3:独立前にiDeCoの上限引き上げを見越して準備した(45歳)
コンサルティングファームを辞めて独立する方です。前職のDC約600万円をiDeCoに移し、2026年12月からの上限引き上げ(第1号は国民年金基金と合わせて月7.5万円)に合わせて、掛金の計画を立てました。独立すると会社の退職給付はなくなるので、自分で積み立てる仕組みを早めに作っておくのが大切です。
転職時のDCの手続きチェックリスト
- □ 前職で企業型DCに加入していたか確認した
- □ 前職の運営管理機関(記録関連運営管理機関)と、ログインIDを控えた
- □ 基礎年金番号を確認した
- □ 転職先に企業型DC・DBがあるか、人事に確認した
- □ 転職先にDCがない場合、iDeCoの金融機関を選んだ
- □ 資格喪失月の翌月から6か月以内に書類を出した
- □ 移換完了の通知を受け取り、運用商品を選び直した
よくある質問(FAQ)
Q1. 企業型DCの移換期限はいつまでですか?
前の会社のDCの資格を失った月の翌月から数えて6か月以内です。資格は退職日の翌日に失います。正確な期限は前職の運営管理機関に確認してください。
Q2. すでに自動移換されてしまった場合は、どうすればいいですか?
いつでもiDeCoや転職先の企業型DCに移し直せます。そのときに550円の手数料がかかりますが、放置して毎月の手数料を払い続けるよりは早く移したほうが得です。
Q3. 自分が自動移換されているか、どうやって調べられますか?
国民年金基金連合会に問い合わせると確認できます。基礎年金番号を用意しておくとスムーズです。
Q4. 転職先にDCがない場合、iDeCoで掛金を出さずに運用だけすることはできますか?
できます。「運用指図者」として、資産を運用だけ続けることができます。ただし口座管理手数料はかかるので、余裕があれば少額でも掛金を出したほうが、所得控除の効果も得られます。
Q5. 転職先に企業型DCがある場合、iDeCoにも同時に加入できますか?
加入できますが、会社の掛金との合計で上限が決まります。2026年12月からは、企業年金などと合わせて月6.2万円が上限です。会社の掛金が多い場合は、iDeCoで出せる額が少なくなります。
Q6. 少額なので現金で受け取れませんか?
会社員として転職する場合は、原則として受け取れません。脱退一時金は、60歳未満でiDeCoにも加入できない人などに限られます。
Q7. 試用期間中に辞めた場合も、DCの手続きは必要ですか?
必要です。加入期間が短くても資産があれば、移換の手続きをしないと自動移換されます。会社の規約で、加入3年未満の退職では会社の掛金分が返還される場合もあるので、確認してください。
Q8. DBからDCに資産を移すことはできますか?
前の会社のDBの脱退一時金相当額を、転職先の企業型DCやiDeCoに移せる場合があります。企業年金連合会の「通算企業年金」に移す選択肢もありますが、積み増しはできません。DBの扱いは規約によるので、前職の人事か企業年金連合会に確認してください。
Q9. オファー面談でDCについて聞くのは失礼ではありませんか?
まったく失礼ではありません。むしろ、報酬を総額で理解しようとしている姿勢として好意的に受け取られます。聞き方に迷ったら、エージェント経由で確認してもらうのもひとつの手です。エージェントの選び方は転職エージェント選び方ガイドをどうぞ。
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まとめ — DCの手続きは「退職したらすぐ」が鉄則
転職時の企業型DCの手続きは、転職先の制度によって「転職先のDCへ」「iDeCoへ」「DBへ」のどれかを選び、資格を失った月の翌月から6か月以内に済ませるのが基本です。放置すると自動移換され、運用が止まったまま手数料が引かれ続けます。
そして、転職先を選ぶときには、額面年収だけでなく、DC・DB・退職金まで含めた「報酬の総額」で比べてください。2026年12月からはiDeCoの上限が広がり、自分で積み立てられる額も増えます。数字を知ったうえで、納得して決めることが大切です。
キープレイヤーズでは、大手からベンチャー・スタートアップへの転職で、年収・SO・退職給付まで含めた条件の比較や交渉のご相談を多くいただいています。「このオファーは総額で見て妥当か」「SOと退職給付、どちらを重視すべきか」といった悩みも一緒に整理できます。転職を考えている方は、キープレイヤーズの高野秀敏までお気軽にご相談ください。
※本記事は2026年11月時点の制度に基づく一般的な情報です。個別の手続きや税金の扱いは、運営管理機関・勤務先・税理士などの専門家にご確認ください。
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